横井也有筆 朝顔画賛

By admin, 2021/05/15

新緑が目に眩しく過ごしやすい日が続きますね。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

当店の店舗は町家であるおかげか店の中はひんやりとしておりまだ肌寒く感じる時さえあります。

今年は例年よりも気温が高くなるのが早い気がしますが、今年の夏も暑くなるのでしょうか。

これからやって来る暑い夏の準備に、少し気が早いですが涼しげなお軸をご紹介いたします。

横井也有 朝顔画賛

縦 166cm

横 29cm

「朝顔や/宵ねの人の/垣にさく」

横井也有(よこい・やゆう)

元禄15年(1702)〜天明3年(1783)

江戸中期の俳人。名は時般(ときつら)。

別号は野有、知雨亭、 蘿隠、班草案、半掃庵

尾張徳川家の重臣で禄1300石を賜ったが53歳で致仕し俳句を持って悠々自適の晩年を送る。

機智に富む排風で俳文にもすぐれ、『鶉衣』『浦の梅』『百虫譜』『小皮籠』『鬼ノ伝』『蘿葉集』著。

文武にすぐれ、弓術・剣術・槍術・乗馬・書画・狂歌に長ず。祖父時英は北村季吟門下で号を野双といい、父時衡も俳諧を嗜んだ。

さらりと書かれた歌に朝顔の絵が余白を生かして描かれています。

白い揉み紙の表装が涼しげで侘びた雰囲気を纏います。

宵のうちから床につき朝顔とともに起きる、表装は白み始めた朝の色なのでしょうか。

この表装は泥紙ともいい侘びた雰囲気が茶掛けに好まれます。

花入:唐物手付花生

花 :琉球月見草/髄菜/丁子草/葦