作品紹介(中田雄一)

2022年01月28日

大寒に積もった雪がやっと溶け、少し暖かい日があったかと思えばまた来週から雪の予報が続きますね。

本日は中田雄一さんの新たに入荷させていただいた酒器や、次第や箱の準備のできた作品ををご紹介いたします。

青縞文盃/竹籠巾着 黒

青斑紋盃/竹籠巾着 白

色絵花紋盃/竹籠巾着 白

色絵連紋盃/竹籠巾着 黒

まずご紹介するのは中田さんの人気のシリーズ竹籠巾着入りの盃です。

竹籠というとお茶では編んだ様子が涼しげなことから夏の花入のイメージが強いですが、こちらは季節を問わずお使いいただけます。

北海道には竹がほとんど自生しておらず北海道出身の中田さんは本州に来て初めて目にした、湿雪の重みで竹のしなだれる様子の美しさが心に残っているとおっしゃっていました。

この竹籠巾着はその時のイメージを形にしたもので、仕覆ではなくあえて巾着にし紐も組紐ではなく撚紐が使われています。

結び方も小粋な片結びと変化を持たせてあります。

お茶道具もそうですが、箱から出し丁寧に仕覆や包布を脱がせ、大切に使い、また仕舞うときにも丁寧に手順を踏んで終います。

紐を結んだり解いたり、ものと向き合うことでさらに愛着が増すのではないでしょうか。

そのままふらりとお出かけのお供にするも良し、自分のお気に入りの布で盃を包んだり仕覆を拵えるなど次第を増やしてみたり、楽しみ方に広がりがありますね。

こちらは桐箱ではなく紙箱(共箱)がついております。

阿蘭陀青絵花文双耳盃/共箱

共箱

藍絵花文双耳盃
根津美術館『阿蘭陀』昭和62年発行

こちらはデルフト写の双耳盃です。

ぽってりとした釉調が魅力のデルフトの盃のシリーズとはまた違い器形がシビアで凛とした空気を纏っています。

完全な模倣ではなく中田さんの色が出ているのがまた良いところですね。

竹籠巾着の作品以外は桐箱に納め中田さんに箱書きをしていただいた【共箱】となっております。

以前納品いただいた茶入は桐箱を作り中田さんに箱書きをしていただき、蓋と仕覆をしつらえて整えました。

一部ですが写真にてご紹介いたします。

共箱

青秞替茶器
黒檀蓋/仕覆:段織市松

白釉輪線茶器
共蓋/仕覆:利休間道

青秞替茶器
共蓋/仕覆:ロワール飾花紋

まだまだご紹介できていない作品も多くございます。

また写真にてご紹介できればと考えております。

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