九谷金襴手徳利

2014年11月08日

昨日は立冬でした。

金沢ではもうすぐ毎年恒例のブリ起こしでしょうか。ブリ起こしとは雷と雨、そして風が吹く、雪が降る前の大嵐のことです。初めて経験する方はとてもおどろかれる、金沢の冬の風物詩です。

 

さて、今回は少し時期が遅くなってしまいましたが、まだ冬が来ないで欲しいという願いも込めまして晩秋向きの徳利のご紹介です。

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九谷 金襴手徳利 (大正頃)

高さ19cm(蓋含む)

口径3cm

底径5.8cm

 

少しふっくらとしたワインのボトルを思わせるような形、肩部分からゆるやかに伸びた首。とにかく絵になる出で立ちが、スタッフのお気に入りです。

全体に渋く、重みのある釉薬がかけられ、落ち着いた金色でススキや蝶が描かれています。銀で露がぽつぽつとあらわされているのも素敵ですね。

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蓋も付いておりますので、とっておきの飲み物を入れて、お気に入りの場所で読書などはいかがでしょおうか。

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