溜塗木地ロクロ目高付銘々盆
2015年01月24日
遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
旧年中はご愛顧賜りまして誠にありがとうございました。
本年も皆様に喜んでいただけるような新たなお品の紹介、各種イベントの企画に努めてまいります。
また、何かお探しの品や鑑定希望のお品がございましたらお気軽にご相談ください。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
<骨董のはなし>
一月も終わりに近づきましたが大雪もなく小雨の多い落ち着いたお天気の金沢です。
本日は使いやすい高付の銘々盆をご紹介致します。
溜塗木地ロクロ目高付銘々盆
口径16.7cm
高さ 3.5cm
底径10.0cm
こちらのお品は昭和12年に京都の和菓子屋「末富」が京都知恩院の大方丈の古材でつくらせたものです。
裏には亀甲に末富の焼印があります。
古材を用いているからか見た目に反し、とても軽いので手にとってみてびっくりされる方も多くいらっしゃいます。
また、高付形で扱いやすい形になっています。
今回は仙台銘菓「霜ばしら」を乗せてみました。
シンプルな器なので白や淡い色合いのお菓子が映えそうですね。