骨董のはなし
antique
2014/10/11
唐津金継茶碗
風炉から炉に移る少し前のこの時期に、お茶の世界では名残の茶事というものが行われます。11月の新しいお茶の口切りを前に茶壺に残るお茶の名残を惜しむお席です。それに合わせて取り合わせるお道具もすべて控えめ[...]
2014/10/04
九谷色絵秋草文猪口
10月に入り肌寒い日が多くなりました。 店内も晩秋から初冬のイメージでお品替えをし、HPの写真も更新の準備をしています。 今日は最近入ってきた、秋にぴったりな九谷焼をご紹介いたします。[...]
2014/08/30
菊蒔絵硯箱
皆さん、菊の節句が近づいていることをご存知でしょうか。9月9日は重陽の節句、別名を菊の節句といいます。現在ではあまり馴染みがありませんが、菊の節句は本来、菊の露を含ませた真綿で体をぬぐって邪気を祓い、[...]
2014/07/28
九谷染付(虫紋)小皿
<骨董の話> 今日はこれからの季節にぴったりな小皿をご紹介します。 九谷染付(虫紋)小皿 大正頃 口径 12.0 cm 底径 6.8 cm 高さ 2.0 cm[...]
2014/05/31
伊万里奈良茶碗
伊万里奈良茶碗江戸時代後期碗 11×6×4.8 / 蓋 10×3×4 (cm) 寸法(口径×高さ×高台径) 今回のお品は、蓋付染錦手のお茶碗をご紹介いたします。[...]
2014/05/10
須田菁華 古九谷写小皿
九谷焼の中でも、江戸時代初期(大体元禄初年頃まで)に作られていたものを「古九谷」と呼びます。 今多くの方が九谷焼といえばイメージするであろう鮮やかな五彩や幾何学文様と絵画の組み合わせなどはこの古九谷の[...]
2014/05/02
銅 カエル口上花入
先日、お店に並ぶお品を入れ替えました。 今は5月ですが、少し季節を先取って梅雨や初夏をイメージして選びました。その中でも今回はショーウィンドウで強い存在感を放っているのが銅製の花入をご紹介します。[...]
2014/04/19
加藤長寿 燗鍋 對
加藤長寿は加賀大樋焼の一派の分家に生まれ、幕末から明治にかけて活躍した陶工です。残念ながら45才の若さで亡くなりました。大樋の姓は持たないものの、高い技術を持ち「大樋長寿」の名前でも賞賛されました。裏[...]