石黒商店日記
journal
2021/02/20
伊万里 唐子猪口
「雪すかし」という言葉を普段何気なく使っておりますが、石川の方言だそうです。 それはさておき、今回の降雪がこの前ほどではなかったこともあるとは思いますが、最初は割とおぼつかなかった街の人々の歩きや、雪[...]
2021/02/13
お品を入荷しました(垣内幸彦)
先日、羽虫がいるのを見つけました。 「啓蟄」にはまだ早いですが、早起きの種類もいるようです。 これも春の訪れですね。 本日は、垣内幸彦さんのお品が入荷されましたので、お知らせいたします。 これまでも扱[...]
2021/02/06
古銅梅香立
立春を迎え、日も幾分長くなって、春が近付いてきたのが分かります。 通りを歩くと偶に見かける蝋梅が目に鮮やかです。 本日はこれにちなみまして、梅のお品をご紹介致します。 古銅梅香立 縦 4.8㎝ 横 5[...]
2021/01/23
中田雄一 青秞水指
ふわふわの粉雪が降り、路面がカチカチに凍り、この二週間ほどで冬の景色を一通り体験した心持ちがいたします。 今回は、7月よりお待たせしておりました、中田雄一さんの青秞水指の次第が整いましたので、改めてご[...]
2021/01/09
伊藤勝典 小槌熨斗押
金沢はすっかり雪景色です。 久しぶりの厚い降雪を懐かしく思いながら、毎朝雪かきをしております。 本日はまだ松の内、お正月の内ですので、縁起物をご紹介いたします。 伊藤勝典 小槌熨斗押 縦 16.0㎝ [...]
2020/12/19
阿蘭陀色絵花鳥文盃
金沢は今晩辺りから雪が本格的に積もりそうですね。 降雪が例年より少し早い気がするのですが、冬支度は完了しましたでしょうか。 今回は、これまで陶芸作家の中田さんのお品でよく取り上げてきました阿蘭陀陶器、[...]
2020/12/05
伊万里色絵橘鳳凰小皿
気が付くと12月ですね。 年の瀬を感じて何事もなくとも落ち着かない心地がします。 本日は暦に因んで伊万里の小皿をご紹介いたします。 伊万里色絵橘鳳凰小皿 口径 9.4㎝ 高さ 2.7㎝ 見込の中心に染[...]
2020/11/14
秋の野蒔絵袖菓子器
昨日は「うるしの日」でした。 平安時代、惟喬親王が漆器製法の完全でないのを嘆き、京都嵐山法輪寺に参籠したところ、本尊虚空蔵菩薩より漆器の製造法などの伝授を受けたという伝説があります。 その伝授を受けた[...]
2020/11/07
玉子手茶碗
先日の正札会では多くの方にご来場いただきまして、誠に有難うございました。 2日連続でお越しになれるお客様もおり、そのように古美術を好む方がいることを喜ばしく思いました。 本日は少し珍しいお茶碗をご紹介[...]
2020/10/31
吉田秋光「柏に百舌」幅
「金美正札会」が明後日に迫ってまいりました。 正札会当日には弊店従業員は会場に常駐しておりますので、御用の方はお気軽にお声がけください。 また、それに伴いまして店舗の方は2日が臨時休業、3日が祝日のた[...]
2020/10/24
九谷焼御堂花詰文盃
いよいよ明日は国立工芸館が一般公開されますね。展示作品も楽しみですが、建物がどのようになっているかも気になります。入館にはオンライン予約が必要なそうですので、行かれるご予定の方はお気をつけください。さ[...]
2020/10/10
栗図木皿
先週までは上着がなくても平気でしたのに、今週になって急に冷え込んできましたね。 お店では窓に掛けていた日差し避けの御簾を外し、明かりが多く入るようになったからか少しすっきりとした印象になりました。 さ[...]